恋はコメディ 2/17 14:00 感想

恋はコメディ 2/17 マチネ14:00公演@ル・テアトル銀座

どんどん新しいイベントがあってどんどん記憶が抜け落ちていくので、mixiにあげた感想を少しいじって載せてしまいます。mixiは旧友メインなので、風間がどうだとか書いてもぶっちゃけ誰も興味ないんだよね(苦笑) 似たような意見の人がいるなぁ、と各所感想を読んで思ったので自分の感想も載せておきますわ。


それはまぁいい天気だった2/17の東京、市民ランナーを横目にル・テアトル銀座へ。「恋はコメディー」を観劇。
いつもの芝居と客層が違って面白かった。おそらくは浅丘ルリ子さんで来た新劇ファンと、渡辺えりさんを見慣れている演劇ファンが主なのかな? ばっちりお化粧して高そうなお洋服のおば様方、一方でカジュアル普段着の年配の夫婦など、全体的に観劇慣れしているまったりな空気。
それにプラスして"レ・ミゼラブル"な石井一孝さん目当てと、私のような風間俊介目当ての(比較的)若いお客さんが混ざっている感じ。 風間も舞台中心の活動だからファンも場慣れしてる(笑) 秋吉久美子さんは映像の活動が多いので、目当て客はどうだったのかなー。わからん。

ルテアトル銀座、いいホールでしたー。16列目は遠くもなく近くもなく程よい位置でした。最近は視力が落ちたのでもう数列前が望ましいけど、それでもオペラグラス覗くとちょうどいい具合。


新劇チックなお芝居は初めてで、これはこれで楽しいもんです。観劇者は絶対おいてけぼりにならない。最後にパーッと大団円。終わってから、さぁお銀座でショッピングでもするかーという気分になれる(お金ないからしなかったけど) 普段はちょっとお茶飲んで考えたい・・・・・・みたいになる芝居ばっかだから。


始まってすぐ浅丘さんと渡辺さんが舞台に上がると拍手があがったのにはカルチャーショック(笑) サブちゃんで言うところの「よっ! まってました!」なんだね!
なんと言っても渡辺えりさん最高に面白い。体格を生かしたチャーミングでコミカルな演技。風間を持ち上げたのには笑った。
浅丘さんは、セリフめちゃかんでた(笑)いろんな感想あさるとプロンプターさん大活躍らしい・・・
でもそんなの関係ないのです。浅丘さんがいるからあの舞台があるんです、そういうことだと思います。存在感がすげー。 秋吉久美子は不二子ちゃんでした。恐ろしく不二子ちゃんでした。つうか女三人はみんな泥棒役だから舞台に不二子ちゃん三人な感じ(笑)


そしてお目当ての風間くんは出番が少ないものの、新劇やミュージカルの猛者たちに引けをとることなく堂々としたものでした。石井さんの役が間抜けな分、風間ピエールの抜け目ない部分が印象に残りました。基本的には「ママ〜」て役なんだけれど(笑)、後半にらみ付ける演技も多く。どちらもどこかの健ちゃんを彷彿とさせたわー。

・・・・・・そこが良くもあり悪くもあり、なんだと思います。確かにすごい迫力だし、そして私達風間ファンは、そのぞっとする迫力を待っているのも事実です。しかし同時に、それがパターン演技になりつつある(あるいはその危険性)を感じました。健ちゃんやたつのこや、(私は未見だけれども)ヤスのような、悲しみの上に立つ張り詰めた演技は彼の得意とするところですが、これだけではワンパターンの役者になってしまいます。
そんな不安を蹴散らすごとく、これからもどんどんいろんな人とと共演してお芝居の幅を広げて欲しいと思います。いろんなブロガーさんが言っているけれど、"普通の人"(つまり慟哭しない人・笑) をもう少し演じる機会が増えればいいなぁーと思います。普通と異常の落差、これが大切だものね。



あとはアホな感想。金髪あんなに似合うの!? 出てきた瞬間驚愕した。外で見るとシュッとした美青年なのね。目だって全然細く感じない(笑) ほっそいですね。ほっそいですね。横向くと特に、二度言いたくなるぐらい細かった。凝った衣装がカワユスでした。三着目のグレーのツーピースが、不思議なデザインなのに妙に似合っていた。


次はジャニ舞台ですがはてさてどんなものになるでしょうか。楽しみです。師匠曰く、山下くんはとても人気でチケットは多分厳しいとのこと・・・おわー。