NHK 『フルスイング』第五話「先生のセンセイ」

今期の連ドラで真剣に見続けたのは『フルスイング』『あしたの、喜多善男』だけ。『ロス・タイム・ライフ』は録画続けてますがほったらかし・・・。第一話と伊藤敦史くんの回だけしっかり見た。喜多さんも先週先々週とリアルタイムで見たので溜めてる数話は破棄かも。

文句なしに面白かったのは『フルスイング』! 録りっぱなしでやっと第5話視聴。この第5話が素晴らしくて!!! 感想に残しておきます。

第5話、お話ももちろん良かったのだが、高林先生が佐伯にウインクするシーンに目を奪われた。
高林先生の下手くそなウインクに笑い、もう一度顔を歪ませるのに「えーもう一度やるのー? おやじはしつこいなぁ」なんて画面の外から苦笑した次の瞬間、ばったーんと汚い川に倒れこむ・・この演出は見事だと感服いたしました。スローモーションや繰り返しに辟易していたからこそ、あの一瞬の緊迫感が鮮烈に映ったのでしょう。
日常生活を描くこのドラマは、人と人の間の緊迫感が描写されるけれど、映像のスリルが描かれる作品ではない。だからあの一瞬がとても異質なものとして心を捉えたのかな。
(最終話を未見なので想像ですが、倒れたことは大病に繋がっていくのですよね?)
私自身がここ最近舞台を観劇する機会が増えているので、余計ああいった演出に惹かれるのかもしれません。
最終話を見るのが楽しみです。

http://www.nhk.or.jp/dodra/fullswing/