世界ロック選抜東京大会スペシャル

つことで自己満足ライブ感想。

椅子席サンボすげーイイ━(゜∀゜)━!!!
サンボの魅力ってのは勢いだけじゃなく、
演奏力に裏打ちされた楽曲の確かさと、逆にその演奏力と相反するむちゃくちゃ感の両面性が大きいと常日頃から思っている私には、指定席はとても聞きやすい環境でした。山ちゃんもいつもよりまともに歌っている場面が多かったし(笑)
山ちゃん本人は指定席なことをすごく気にして、MCやるたびに申し訳なさを何度もあらわしていたけれど、いやいやとっても楽しかったですよ。
9月の両国国技館も行きたい。うん。

会場を見回しても、異種対バンにありがちなつまんなそうな人が少なく、両アーんときで自分なりの盛り上がりをもって聞いている雰囲気。サンボの時だってバブルノリでノってくれているおじ様をちらほら見受け、とてもいい気分。サンボファンで偉大なるマスターピース元春を知っている人はそこそこいると思うのだけれど、逆が不安だったんだわ、一見発狂じみたライブパフォーマンスだしね。偏見ではなく楽曲と山ちゃんのエモーションを感じてくれている人ばかりで、ほんとほんと嬉しかった。素晴らしい空間だった。行ってよかったー。

そうそう、後ろの席からは会場の盛り上がりがよく見渡せて、雰囲気が伝わってきて、それもいい体験でしたわ。ロクンロール！ロクンロール！元春でもサンボでもコールアンドレスポンスが楽しくてね。やっぱサンボいいわー。真心があるよ。

入口ドア上の席(分かりにくいなー･･･)だったので、前列なし。手すり初体験(ちょっとうれしい)。演奏中ドア前でたたずむ関係者風貌の人とかいた。
ところでなんであーいう人ってつまんなそうで盛り上がっている私らを微妙な目で見るんでしょうねぇ。仕事だからかね。どんな仕事してる人なんだろうね。音楽関係じゃないの？気になる。

始まる前にトイレ行ったりロビーにいたら、こなれない素朴DJ風のしゃべりが会場内で始まる。ダレ？とか思いながら席に着いたら、なんとPA卓でドラム木内くんが自分のiPodでDJやっとった(笑) ちらほらサインもらってる人いた。私もお話してみたかったけど、席通路が狭くて出て行きづらく断念。木内さんいい人だなぁー。サンボって木内さんで持ってるとこ大きいよなー。リクエストとか取ったりして、洋楽から真心ブラザーズから長渕剛からアークティックモンキーからいろいろごちゃまぜでかかってた。

ちょい押しの7時15分前後に、その場で木内くんが開会宣言。
(今回のツアーは世界ロック選抜大会と銘打っているので、開会宣言･笑)
木内くん引っ込んだら、ほどなく佐野元春登場&ホーボーキングバンド登場。
おお、佐野さんから！と少しびっくり。
もーねー、たたずまいがかっこいいね。ロックだよね。
日本のヒッピホップのはじまり、「コンプリケイションシェイクダウン」すっげーかっこよかった。
「サムディ」「約束の橋」「アンジェリーナ」なんて名曲、あーすごい。
会場の特徴か、ボーカルがあまり前に出てこない音響のが少し残念だった。佐野元春自身も高音が出きらなかったり。でも関係なくかっこいい！ラブアンドピースロックンロール。最後のコールアンドレスポンスセッションよかったなぁー。
そもそも佐野さんがラブアンドピースだもん。サンボを立ててくれてて、いい人ですごいロック。

たっぷり転換時間とって、後半のサンボマスター。
「青春狂騒曲」から始まり、順不同だが「そのぬくもりに用がある」「月に咲く花になるの」「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」「全ての夜と全ての朝にタンバリンを鳴らすのだ」「手紙」などなど代表曲とされるもの＝タイアップだったりで佐野ファンも耳覚えがあるもの、はたいがいやった。割と無難かつ黄金セットリストですかねー(最近サンボ行ってないからわからん)。「夜汽車でやって来たアイツ」「愛しき日々」等々は、古い曲に愛着ある人にとっては美味しい。山ちゃん割としっかり歌ってた。
「サラリーマンの方がね、あのね、バブル時代のノリ方で盛り上がっていてー。はい、もう素晴らしいー。そんなん、一周まわってむしろ新しいよ」という山ちゃんのMC。下手するとむっとさせると思うのだけれど、全然そんなこともなくあたたかーい雰囲気で受け止めてもらった感。やっぱ元春がラブアンドピースだとファンもあたたかい。素晴らしい。

あとで加筆訂正をしよう。殴り書きすぎる。