今さらキンキコン感想 12月31日参加っす

KinKi Kids "We are Ø'n39!!AND U ? KinKi Kids Live in DOME 07〜08" 12月31日東京ドーム公演に参加してまいりました。初キンキコンだった私にとっては大晦日公演も相当なモンでしたが、元旦公演の衝撃度合いに加え、私事で年始早々バタバタしまして。たった一週間そこらのなのに遠い昔のようだ・・・。

ライブ好きとして・ジャニヲタ初心者として・基本的にライブハウス〜小規模会場派の体験するドーム・・・・・・様々な視点から感じたことがある。小難しく考えるのが好きな私には、現在のキンキはうってつけの存在かもしれないと思ったり。

相変わらずまとまらない文章だが、思ったことを残しておこう。




まずはざっとライブ本編の感想なぞを。手に入れたのは40ゲートから入場の二階外野天井席。しかしこれが意外に素晴らしい良席で! 派手な花火、LEDバックスクリーン、ダンサーの動き。φ形のステージはそれ自体が発光して目まぐるしく変化する。ほぼ正面上方からはそんなステージ演出を俯瞰ですべて見渡せた。豆粒ではあるけれど、二人は基本的にこっち向いて歌ってくれるし。←これ、360度ステージだと結構な当たり席だと思う



OPから
lOve in the φ〜Bonny Butterfly〜涙、ひとひら
三連発。
ひたすらCOOLでかっこよかった。アイドルらしいお手振りなんてまったく排除された、緻密なステージングがよかった。女性ダンサーが居たのにびっくり。ストリングスもブラスも生なのにまたびっくり。ストリングス、しかも10人前後の編成なんてそうそう生で使えませんよ。これはドームをホームにする彼らならではだねぇ。
φん時はレーザービームがんがんで美しい!
斜め後ろにうるさいガキどもが居て閉口したのだけが残念。14・5歳ぐらいで、ダンサー関係の招待かな・・・二人と二人の曲には興味が無いようなのだがしっかりペンライトを持っていてきゃあきゃあ騒ぎつつ、曲中もMC中もいちいち口に出してつっこんだり。おねがいだからボニバタとひとひらは聞かせてくれーって本気で睨んだし(苦笑)、もうちょい酷くなってたらマジで注意するつもりだった。段々ましになって助かったけれども。


とりあえずMC入って、
光一「堂本光一です」
剛「堂本剛兼光一です」
それなんやねん! みたいな流れ。ダンスで重なったときが剛兼光一らしいよw そんときは光一も光一兼剛、そんな解説でなっとくする光ちゃん、おまえらラブラブもいい加減にしろ
「年末だから実家かえれ」とか言われ放題。じゃあ毎年年末年始にやってるあんたらどんだけサドやねん(笑) 「クリスマスに来てくれた人は淋しい人たち」「じゃあ今日来てくれてる人たちは・・・家の無い人?w」 ・・・家のあるなしはちょっとデリケートなので気をつけたまえよお二人さん。とちょっと思いつつ(w
男性のみのコールレスポンスをしたら、意外なほどに大きな声援。カップル率が高いのでしょう。私の隣もカップルで、「愛のかたまり」で二人の世界に入ってたもん(苦笑) 二人であの歌詞にひたるのは趣味的にどうかとも思うが←覗いているオマエの趣味もどうなんだ
光ちゃんは「こんなとこにいていいの!? さいたまアリーナいかな! ダイナマイト!俺も行きたい!!」とか言い出す始末。セールストークゼロなぶっちゃけ感がいいですね。

MCは関西ノリでおもろかったすよ。二人の自然な空気感、かつ雑談も聞かせてしまうだけのクオリティになる話術はさすが。

続いてバラード始まりで数曲。
the EDGE of the WORD」で、なにやら聴き覚えのある哀愁のあるギターの音色・・・まっさかと思いつつ双眼鏡を覗くと、そこにはテンガロンハットをかぶった姿が。葛G(葛城哲哉。TMNETOWORK関係でよくサポートやってる)やん!!!!!! マジでびっくりした。まっさかキンキコンで葛Gの演奏を聴くことになるとはねぇ。なんだか感慨深いわ。彼のブログにはあまり話載ってませんが・・・避けたいのかねぇ。
(※そういえばミュージックフェアかなにかでもこの曲をやっていて、やっぱり音色で引っかかって、彼が弾いてたのにびっくりしたのを思い出した。笑)
光ちゃんソロの「Lose Control」から「since1997」へ。since〜もどう組み込むか気になっていたので、上手く構成したなぁと関心。米ちゃん節全開なゴリゴリ感がたまらん。

このあたりで剛即興の光一への曲、かな。
歌詞は「ぼくが〜きみが〜ぼくが〜きみが〜愛が〜世界が〜」みたいなよくわからん(そしていかにもエンドリさん的な)感じなんだけれども、それをがっつり聴かせるものへ仕立て上げる剛の歌声に、本当にびっくりした。マジで聞き惚れた。歌うまーい、と再確認させられた。声と発声がよく、なにより魂が入った声。がっつりブルースとかソウルを歌わせたくなった。絶対いいよ。エンドリさん、自作にこだわらないで歌ってみてくれないかな・・・
他の公演ではなかったらしいのですが、剛のキーボード一本と歌声に、どんどんバンドが参加して豪華なセッションへなっていく様は圧巻でした。コーラスもブラスも入っていったからね。ああいう音遊びを出来るところにも剛の音楽性の高さが伺えた。一方の光ちゃんはひとりリフターに上げられて所在なさげに聴いている。あのギャップがおもしろい。
しかし、一向に終わる気配を見せない(笑) いつまでたっても終曲へ向けての展開が起こらず、同じメロディーを行ったりきたり(多分展開に持っていけないのでは) 剛、これからの課題か(笑)
10分はゆうにやってたよ、セッション。ある意味貴重。十分おもしろかったが。

ここからギター持って「全部抱きしめて」から始まるミディアム系数曲。
続いて剛ソロ。バリバリおどりーのおふざけありーの、でバランスの取れた一曲だったな。


MCをはさみ、『39』の曲を・・・とはじまる。三曲目に待ってましたの「愛のかたまり」。続いて「銀色 暗号」。この二曲、どうしても曲調が似ているが、それも含めていい構成かな、と。「愛のかたまり」は圧巻だった。今回のマイベスト。静かなイントロで奏でられる生ストリングスの素晴らしさ、少しずつ早まるテンポ、バンドが入るとともにがらっと変わる曲調、真剣な二人の歌声。すばらしかったねぇー。二番カットが残念なくらいだった。
ここからヒット曲、てことで「愛されるより愛したい」〜「硝子の少年」。途端にアイドルのコンサートな雰囲気に。
「永遠に」で本編〆。


アンコールは「Night+Flight」「KinKiのやる気まんまんソング」「99%LIBERTY」。
99%LIBERTYで葛Gステージに上がって剛と絡む(絡み切れてない気もしたが・笑) サポート演るからにはお客様を脱してやってほしいので嬉しい場面。
最後の挨拶後、モジモジしている二人。(なんだ?)と思っていると
「いきなり言われたんですが、アカペラで歌えと指令が」と。おそらくバンマス吉田健さん指令。「永遠に」を歌いだす。しかし、サビの光一ハモで玉砕(笑) 仕切りなおしてなんとかサビ終える。つづいて「アニバーサリー」も。
ものすごく盛り上がったようで、「このままカウントダウンまでいっちゃうか〜!?」なんて言葉も出てきた。
全終了は21時直前。カウコン前で時間延びないと聞いてたのに、蓋を開ければアカペラのオマケつきでたっぷり三時間余り。
カウコンに向かう殺気だった客が居る出口に怯えながら退出、カウコングッズの列に恐れをなしながら帰宅したのでした。



個人的な迷惑文は次にあげるよ。思い入れたっぷりの、うざーいやつ。