自分の中での歴史化
やっと少年倶楽部プレミアム・三宅健の巻を見ました*1 各ダイアリさんで「短い」「内容は薄め」というのをチラホラ伺っていたので、過剰な期待はせず再生。
ひととおり見て思ったのは、健ちゃんの中では過去はまだ歴史ではなくて、事実であるだけなのかもしれないということ。
坂本・長野両氏との比較をしながら考えたことなのだけれど、彼らが30代後半に差し掛かったのに比べ健ちゃんはまだ20代。そして彼らがJr.時代から過ごしてきた時間はとてつもなく長くて、単純に考えてカミセンよりもひとやま多く超えてきたぐらいの差がある。そんな二人にとって10代はもう歴史(語りえる客観的な事実)になって久しいだろうし、デビュー時の思い出だってカミのそれとはだいぶ状況が異なる。*2
ある程度歴史として清算できたものは饒舌に語れるけれど、まだまだ事実として心に残してあることは、語るに戸惑いがあるだろうなぁ・・・と思ったり。
それに加えて、健ちゃんは「自分の考え」を語ることには臆しないけれど、「思考」を超えた「情動」に関してはあまり語りたくないのかなぁ、と思ったりもした。舞台が好きっていうのも、語る代わりに演じるということで表現したいからかも、と思ったりなんだり。
あと、メンバーを語る口数が意外に少ない。考えすぎてあまり容易なことがいえないのかもしれない。
いつか健ちゃんの中で過去が歴史になったころ、またプレミアムのようなロングトークを聞いてみたいと思う。