OZのこどもたち


つーことで『THE BOY FROM OZ』観てきたよー。ジャニヲタになってからというもの青劇の看板にはついつい注目してしまうのだが、こんなに光っている看板は初めてだ(笑)
以下ネタバレすると思うので追記にしておきます。
正直なところミュージカルってやっぱり得意じゃないなぁ、とまず思いました。『ALL SHOOK UP』はジュークボックスミュージカルだったからすんなり楽しめたみたい。ミュ好きさんが入り込むみたいには入り込めない自分が残念でした。
でも、ミュージカルって二回目以降の方が(=歌詞が馴染んできた方が)堪能できそうなので、リピート観劇にはもっと期待。

あんな風に過去を語りかけるスタイルも初めてだったんで、それで戸惑ったのも入り込めなかった原因かも。観客に絡むシーンでは時々素が出てるのもあって、過去の(=語られる世界の)ピーター+現在の(=語る)ピーター(+坂本昌行)がごっちゃになったのかも。ああいうもんだと整理がついてしまえば大丈夫。「ピーターと自分が一体化しているみたい」と話す坂本さんをそのままこっちが感じているともいえる。
大体のあらすじを見聞きした上での観劇でしたが、リオがあそこに来るのはびっくりした。でもでも、あの構成だからこそミュージカルファンの根強い人気が生まれたんでしょうね。ぱーっと華やかなのがミュージカルの醍醐味のひとつだもんね。(しかし、皆が白い服だから、つまりは黄泉の世界だよね?)
ピーターの人生と同時にショウビズの浮き沈みを俯瞰して時代を追体験するような造りだと解釈すれば、ザ・ミュージカルなパフォーマンスたちに一握り感じる滑稽さも哀愁に変換される。


坂本さんはギラギラのピーターだった。歌、うまいなぁ。ブイだとあんなに朗々と歌い上げる曲なんてないし、気持ちいいだろうなぁと心底思いました。のびのびとした声。しかし、ちょっと引っ掛けるような感じで歌う曲(どれだったか失念・・・たしか中盤に舞台の右側で歌ってた・・・←右側って・・・)が色っぽくて好きだったな。ピーターのビジュアルに関しては写真やらで観る2006年版のが好きですが、まぁそれはお歳も経ることだし。紫吹淳さんのライザが凄くかわいかった!あんなにかわいいとは思いませんでした。ライザいいなぁ〜。マリオンママの優しさ、ジュディの迫力。IZAMのグレッグは評判よりいいじゃ〜ん!!と思ったら再々演にして凄く良くなったとの話をちらほら。
あー次が楽しみだなあ。
ぐっちゃぐちゃの感想ですが、一応おいとく。


あ、オーストラリアで人気が出たあと香港に営業に行きますが、あれって男性と寝たのバレて広まったからほとぼり冷めるまで謹慎・・・みたいな解釈でいいのかな。昔のオーストラリアって同性愛禁止(というかご法度というか)だったような記憶が片隅にあるんだけど・・・勘違いかな。