ララ

この人が歌い始めれば、彼に関するむずむずとした感じ（不満や、少しの恥ずかしさっていうの？）はあまり気にならなくなる。それぐらい、歌が一番。

無事、MステSPで剛 紫の歌を聴いた。やっぱりエンドリさんよりも剥き出しだ。どれだけ思いを込めて歌っているのか、なんて表情で歌うのか。歌声からは、ああ、自分の中を暴いていくのに本気だなぁ、逃げないように覚悟決めてきたんだなぁ、と思った。

･･･うん、歌声からは。そのほかの部分の振る舞いは、少しだけ不安に思っていたことがやっぱり少しだけ現実になっていて、狭量なヲタである私は（そんなのないほうが伝わるのに）と思ってしまったりなんだり。
鹿の角のマイクスタンド、歌えば自然に溶け込んだけどね。
剛 紫 になるにあたって、「変わろうとした自分と、変われなかった自分を、ありのままに」と繰り返している剛だけれど、誠実で一生懸命に考えて変わろうとする性格からか、『ありのまま』のままではいれなくて、どこか『ありのまま"ぶっている"』ような気がするんですよね。そんなフクザツなところも込みで「めんどくさいやっちゃなー」って感じでヲタやってるんすけどね。(笑)　メッセージを発信することに心を砕いて色々しすぎる彼が歯がゆく、彼自身が思っているよりも歌声だけで伝わっているのになーって思ってしまう。彼が真剣な分、こっちも真剣に捕らえたいなーと思うあまり。（それがこーやって気にいらないところあげつらうことに繋がるのは、どこかゆがんでいるなと自分でも思うけど。）

そんなこんなで私が一番ぐっと来たのは、サビの"ララ"ってハミングでした。この歌詞は誰（達）に向けられたものだろう。本心は剛しか知りえないけれど、このタイミングでこの内容って、ちょっとどきっとするよね･･････今日はちょっとseriouslyな私でした。

もっと聞きたいよー。早く早くー。