オアシス・アイス、パンクス、ダイアモンド
幕張のDVDを聞いてたら吉井のことを書く気がなくなってしまいました。
とりとめもなく思い出ミッシェル話を垂れ流そうかな。
高校の頃は半分ファッションで好きだったのかもしれない。もちろん朝五時からチケットとりに並ぶぐらい好きではあったけれど、しっかり音楽が聴けていたかといえばそうでもない。ミッシェルの音を理解できたのはハタチすぎてからかもしれません。
ゴリゴリしたミッシェルが好きな人の方がたぶん多くて、『ギアブルーズ』を一番にあげる人が多いのかなーって気がするんですが(偏見?)、
私はアルバム単位でいくと『サブリナ・ヘブン』と『ロデオ・タンデム・ビート・スペクター』の二枚が特に好きです。叙情的でメランコリック、そして少しメルヘンチックな歌が、硬質な音で鳴らされる時の、あのミッシェル特有の寂しさが好き。
実は『サブリナ・ノーヘブン』はまだきっちり聞いてはいないんだけど(・・・)。
ロデオ〜は当時はあんまり熱心に聞いてなかったな。大学入ってから聞きなおして、「なんていいアルバムだ!」とびっくりした記憶があります。
終わりに向かうミッシェルはやはり少しずつ変わっていっていたと思います。特に顕著なのが最後のシングル、「エレクトリック・サーカス」で、
クラクションの中 キスをした
http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND17519/index.html
というフレーズ。今までのミッシェルにはなかった(と当時の私は感じた)歌詞で、(ああやっぱり終わりなんだな)と実感したのを覚えています。もひとつは「GIRL FRIEND」かなぁ。
http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND79040/index.html
チバにしては直接的なメッセージソングに、やっぱり変化を見ました。
今、一曲選べと言われたら『サブリナ・ヘブン』収録の「ジプシー・サンディ」なんですけど、同率一位はミッシェルと出会った記念のこの曲です。
- アーティスト: Thee michelle gun elephant,チバユウスケ
- 出版社/メーカー: 日本コロムビア
- 発売日: 1997/08/01
- メディア: CD
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やっぱり"中村貴子のミュージックスクエア"、1997年発売だから、1998年お正月のバンド特集だな。おそらく中1の冬休み。ずっとかっこいいと思っていたこの曲を歌っているバンドがミッシェルガンエレファントという名前で、この歌がゲット・アップ・ルーシーというのだと知ったのは、母の実家のお風呂につかりながら聞いていたおじいちゃんのラジオから流れるラジオ番組で、貴ちゃんがかっこいいかっこいいと言い、山崎洋一郎が力入れてお勧めしていたこと。今でも鮮明に覚えている瞬間です。あの頃から私の音楽好きが始まっているので、原点の一曲なんだなぁ。
思い出語りで申し訳なかとです。お粗末。