It's LOVE MASHINE!(ゴス15周年漂流記秋冬@代々木第一)

アンコールの最後の曲、ああその曲を選ぶのね、ってじーんとして、ちょっと泣きそうになっちゃったよ。流行りまくっていたあのころリメイクしたその曲も、まるで今日のためのよう。そんな気分で誇らしかった。気づけば彼らの曲を10年も聞いてきたのね、と感慨深さもひとしおでした。

ゴスペラーズ坂ツアー2009“15周年漂流記 秋冬”@代々木第一体育館1日目(12/19)。ツアー終わったからネタバレでもいいかと思いつつ、一応隠します。




やー楽しかった!感動した!


15年やってきて、彼ら初の代々木第一体育館。キャパだけでいったら武道館とかわらないはずだけど(武道館1万5千だっけ?代々木は1万そこそこ?←調べればわかるけどめんどい・・・)、メンバーみんなの緊張と気迫がビンビンに伝わってくるOPENING。最後のMCでホク(北山さん)が「最初の3〜4曲の記憶がありません」と白状してたが、それもしかりな雰囲気でした。


ラブ・ノーツ2を出したのでそこに収録されてた曲を中心に持ってくる構成なのだけど、収録曲でもそうでなくても、全体的な選曲がブラックで大変に好み。まずドカンと「FIVE KEYS」で持ってかれたし!!Come'n!Jump!。 そして「告白」を、で聞けて大・感・動。なんでライブでやらないんだろうって、ずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと待ってた曲だから。超ロングヒットの「永遠に」、そして代表曲「ひとり」、の間に挟まれて全然メディアで取り上げてもらえなかったけど、隠れた超名曲なんですよ、告白は!!!!と声を大にして言っておきます。笑


PVは、ちょっと、いろんな意味でおもしろい(・・・)けど・・・


中盤はアカペラコーナーありーの子芝居ありーの、いままでやってきたことをぎゅーっと詰め込んで盛り沢山。

12/19はプロとして初めてライブをした日だそうで*1、そんときのショーケースライブで、「顔がよくない」「歌もあんまり上手くない」等々と言われ、あげくに手を挙げた事務所がひとつもなかったのが悔しくて悔しくて、絶対見返してやるって思った、とてつポン酒井さんが冗談めかしてでも本気で言っていたのが印象的でした。ゴスも不遇の時期が長かったからね。



まさかのMr.LOVEMASHINE*2がジャニ並みの吊り下げられっぷりで光臨し、MJウォーク(@嵐の松本潤)ばりの上下運動(ただしあれよりだいぶゆっくり)でジェット噴射をしまくる姿に思わず大爆笑してしまった。さすが酒井さんだよ!



「永遠に」「ひとり」を歌う姿に、やっぱりここまでの人気が出たのはこの二曲だし、思い出深いなーと思い。個人的に「永遠に」がシングルバージョンなのがとても嬉しかった。最後バックトラックがぶちっと途絶えて、5人のコーラスの余韻が残る感じが好きで。


最後の最後は、デビュー曲「promise」をアカペラで、5人だけで、代々木の中央で歌って。


このpromiseアカペラverって一枚目のラブノーツに新録されたverなんだけど、あそこでリリースしておいたからこそ、皆が知ってる曲になったわけで・・・。そう思えば再録も悪いことじゃないんだよねって、10年後に正しさの証明。


promiseももちろんそうだけど、アカペラを歌い終わった後の余韻と一瞬の静寂、それがすごく気持ちよくて、ぎゅっと神経を集中させられて。



これからも歌の好きな5人が一生懸命に歌うライブに行きたいな。てつとポンの力強い歌声に圧倒されたいな。と心の底から思いました。



12/21、日付の変わった今日に、デビュー15周年おめでとう。16年目も楽しみです。ライブがいつも楽しいのはわかりきってるから、そろそろ買いたくなるシングルだしてほしいな(・・・)、と期待しつつ。



感想にもなってないけれど、上げときます。

*1:@原宿ルイードだそう。西川のデビュー前映像でもおなじみのルイード

*2:酒井雄二の持ち歌というか持ちイベントというか持ちネタというか。G10ツアーで封印した後、5年ぶりの登場