変わったかたちの石 試写会

元旦ライブの感想も書いてないのですが、こういったイベントごとに初めて参加しましたんで、忘備録も兼ねてレポ上げておきます。








入場後、特にアナウンスもなく暗転。

大まかな流れとしては
・あきもとさんインタビュー
・ゆきさださんインタビュー
・PV
・ゆきさださん一言
・暗転の後、KingコンのTime音源(フル)と共にKコンの映像、最後に「DVD&ブルーレイ 今夏発売決定(予定)」の文字
で終了、賞味30分でした。


最初に申し上げると私が一番興奮したのはKコン映像でした(笑)


いやーしっかしKコンかっこいい!なんならフィルムコンサート決定の報が出ないかと願ったぐらいに、映画館の巨大スクリーンで観るKコンは胸踊るものでした。


上映会についてざっくり。
一番最初にたしか、「行定勲監督作品 変わったかたちの石」みたいな文字が黒字に白抜き文字で出たような。
いやにゆきさだいさお監督作品!と押すので(もう一度ぐらい出た)ちょっと吹き出しそうになった。


んで最初にあきもと大先生のインタビュー。言っていることはKアルバム発売時の内容とほぼ一緒。二人はエレベーターであったあの頃のままとの意を言ってくださるのだが、あの時のエレベーターがまるでそのまま止まっていて・・・みたいなことを言い出すので(うーん…)みたいな。
とにかくひたすらエレベータ押しでちょっとうんざりする。

ちなみにゆきさだ監督は昔あきもとさんの事務所にいて、あきもとさんの車を駐車場から事務所前まで出したりしてたらしい。

とにかくあきもとさんは話が長くて、VTRは途中で幾度もちょん切られ編集してあった・・・中身は、それであの長さかい・・・と思うぐらいの感じです(笑)


その後、ゆきさだ監督からお話。以下ニュアンスで箇条書き。
・依頼が来るとは思っていなかったのでびっくりした。長尺の仕事がほとんどだし、PVもそんなにとっているわけではないので。
・まず曲と詩が届いたので皆で聞いた。まず、これはかなりの名曲ではないかと思った。きんきの新しい代表曲になるのでは。
・誰が書いた詩かまだ知らない時、一緒に聞いていた事務所の脚本家が「これあきもとさんじゃないの〜」と言っていた。確かに雄大さが「川の流れのように」と通ずるものがあるなーとか思っていたら本当にあきもとさんだった
・自分達のような40代にとってはとてもわかる(自分のことにとれる、みたいなニュアンス)歌詞だったので、映像化するに当たってまず自分の若い頃の助監督時代のことを題材に描いてみようと思った
・きんきの周りにあるモチーフは、映画好きの人なら分るだろうけど、フェデリコ・フェリーニの映画に出てくるモチーフを散りばめてみた
・石を手渡すシーンは最初はなかったけど、こういちくんのアイデア。入れてみたら確かに繋がりができて、見てる私達に向けてメッセージを渡してくれているようなシーンになった(ここほんとに意訳です・・・すみません)
・会う前の、テレビとかで見ていた二人のイメージは、剛くんはアーティスティックでアグレッシブ、こういちくんは繊細だったんだけど、会ってみたら面白い事に逆で、こういちくんがアグレッシブでつよしくんは繊細な感じだった。会っただけの僕の印象なので、本当は違うのかもしれないけどね。
・二人が現場に入るとぴりっとした緊張感に包まれる。こういう緊張感と雰囲気に包まれて仕事をするのは僕自身久しぶりで、(山崎努さんと仕事した以来だと言ってました・笑)いい感じ(?言葉違ったかなー)で仕事ができた。
・でも後半で他愛もない話をすると場はほぐれたんですが。(笑)
・そんな感じで二人とは半日ぐらいで撮りました。


こんなもんかなー
で、PVを放映。冒頭に役者さんの演技している導入シークエンスがありましたが、そんなに長くないのでCSのPV番組でもそのまま流れるんじゃないかなぁ。伊達暁さん*1が最初のシーンに出演なさっていて、好きな役者さんなので嬉しかったです。笑


放映後に再びゆきさださんで、
・いかがだったでしょうか?自分としては、大変好きな作品、PV作品では一番好きかもしれない作品になりました。
・また次の機会があればいい、二人とまた仕事できる機会を楽しみにしています(ここもニュアンス)



というところで一旦暗転。
なんかあるかなーと思っていると


「Live King・KinKi Kids 2011-2012」
(だっけ?東京ドームの22番ゲートにかかっていた看板と同じ、黒バックに黄色と白で書いたツアータイトルのロゴだったと思う)
がバーンと効果音と共に表示されて、

すぐライブ音源のTimeと共に時計観覧車が出てくる映像。少しだけ音源と同期してたTimeの映像だったような記憶。その後すぐにダイジェストのつなぎあわせた映像に切り替わって、いちいちかっこいいんだこれが。元旦映像だったので、最後のほうに誕生日帽子の氏も写ってましたが基本的には格好いいシーンで構成されてました。あと剛がカメラに向かってなんかしゃべってた映像もあったなー。これはDVDでしか確認できないんじゃないかな。

Timeフルでかかったんで相当嬉しかったです。


最後に「DVD&Blu-Ray 今夏発売決定!」。もちろんみんな拍手!


以上で終了。


以下愚痴も合わせた感想。

ごめんなさい、私個人的にあきもとさんがどうも好きではないのです。だから、なんで今回こんなあきもとさん押しなんだろうとすごく疑問なんです。Kアルから今回のプロモーションにかけて、「あきもとさんが書いた詩」よりも「詩を書いたあきもとさん」を持ち上げる内容になっていると思うんですが、果たしてそれでいいのだろうか。そりゃ胸を打つ詩だけれど、だからってあんなにあきもとさんに擦り寄らなくてもいいだろうよ。素敵な作品も作っているけれど、どうしようもないモノも作ってると思うよ、特に最近は。
拓郎さんとか達郎さんとか、その辺に擦り寄るなら意味分かるんですけど。今流行ってる人だからって飛びつく感がちょっと見えてなんだかなーと思います。

・・・ってあきもとさん批判をすると、じゃあ小室はどうなんだよって自己嫌悪に陥るのですが。信者だから小室さんは許せるのか、いやいや二人の間には決定的な違いがあるのだ!とか、ちょっとスパイラルに・・・あ、これは余談ですね。おたくって厄介。


ゆきさださんは当たり障りなく感想を述べていて、二人についても話してくれてよかった・・・のですが、PVを見る前にもかかわらず内容を詳細に解説してくださって・・・せっかく映画監督が撮ってくださっているからこそ、最初は先入観なく見たかったのでだいぶ残念でした(苦笑) ゆきさださーんちょちょちょ!!!><って思っちゃった。

あと、「自分のとったPVの中で一番好きな作品になりました」って言ってたけど、自分の若い頃のこととかモチーフにして撮ってるんだからそれもむべなるかななのでは・・・とか思ってしまった。


PV自体に関しては、詩に対して真っ向勝負の内容なのですが、いかんせんきんきちゃんが添え物なのが個人的には残念なところ。そこを差し引いても素晴らしい!!って手放しで喜べるものなら文句も言いませんが、抜けだせてないと私は思いました。自分の好きなように短編をとったんだからそれはいいさ、しかしそこを「きんきの二人を使って映像化」してくれたのならもっともっと喜べたのになぁ・・・と感じました、よ。
特にTimeみたいな素晴らしいPVの後だからねぇ・・・余計そう思っちゃうよね。




と、色々と愚痴は申しましたがイベントいけてうれしいかったです。ありがとうございました〜。お粗末なレポで失礼しました。


こんなチケットをいただきました。下はチケットの裏側(相方と行ったのでチケット二枚)もぎったのは映画館のチケットだけでしたので、完全版で手元にきてます。あ、席がK-24でした。きんきのKでつよし番号〜☆

*1:SPの管理官とか、演技者にも色々出てる役者さん