ドラゴンの年

またまたまたまた2ヶ月超ぶりになってしまい、その間にGravityコンとかも過ぎ去り・・・。日記再会するきっかけも逃しているので、あえて普通の日記から再開してみるの巻。

友達に誘われて、昨日久しぶりに吹奏楽の演奏会に行ってきました。立川市吹奏楽団の定期演奏会
こういうアマチュアの演奏会って、友達や知り合いが楽団員だとか、或いは近くの地域の楽団だからという理由で聞きに行くのが大半だと思うのですが、立川市吹に知り合いは誰もいないし、会場だったアミューたちかわまで一時間ぐらいかかるんだけど(笑)、わざわざ聞きに行った理由がありまして。

それは「ドラゴンの年」という曲を演奏するから。



吹奏楽でも合唱でも何でもクラシック系の音楽やってた人は、かつて自分が演奏した曲に特に思い入れを持つ人が多いと思うんですよね。特に私はその頃も今もクラシックに対して熱心なリスナーというわけではないので、聞きにいくにしてもやっぱり知ってる曲≒自分が演奏した曲、っていうのが選ぶ基本になってます。
んで、吹奏楽の場合だと、オケに比べて団体も演奏会も少ないし、吹奏楽オリジナル曲はなかなか聞けないんですよね。この「ドラゴンの年」もそんな曲のひとつです。


これ、本当〜〜〜に難曲なんですよ!
県大会止まりだった私たちの実力なら本来は演奏しないような曲だと思うのだけど、実は理由があって。
私達が3年生の時、顧問ががんばって定期演奏会にプロの指揮者の方をよんでくれたんですよね。そのときに演奏したのがこの曲でした。
久々に聞いて当時を思い出しても、あまりに難しすぎて記憶から抹消された部分が多いらしく、練習嫌いの私は第3楽章の16分音符がまともに吹けないまま本番に至ったような覚えがうっすらとあるだけという・・・(笑)(あとたぶん、サックスは休みが多かったんだと思う)
一緒に行った当時の友達と話しても、パーカスの子は「たぶんスネアをやったと思うんだけど・・・」っていうぐらい、みんな記憶がおぼろげ。
ずっと覚えているのは、最後のアチェレランドがばらばらになり、指揮に結構な人が遅れてしまって最後一拍残っちゃって、識者の先生があちゃーって顔をしていたこと。全然いい思い出じゃないという(笑)
いやいやしかし久々に聞いたら本当に難度高いなー。オーボエとかコールアングレ超絶難度だよね。
でも、あの時私達に背伸びをさせてでも、本格的な曲をプロの人に指導してもらって演奏をさせてくれた顧問には感謝の気持ちで一杯です。こうやって、いろんな記憶に残っているから。いい経験をしたなー。

久しぶりに吹奏楽の演奏も聴けて楽しかった。楽器も持ってないから演奏を再開するのは厳しいけど、でもまたいつか吹奏楽やりたいなーと思った週末でした。