ずっとね ずっとね

オズ感想やらなにやらはまた改めてー。今日はくだらない長文。

こないだ気まぐれにアニバコンDVDのブックレットを眺めてたんですが、そこで目にした「もう君以外愛せない」の歌詞にびっくりしちまってからというもの、絶賛君愛ブーム中です。という話。おちもないよ。長いよ。

私は歌詞の細部を気にしない人なんで、「歌詞から好きになる」ってあまりないんですよ。あくまで曲(メロディとか音とか、製作活動における"詞先or曲先"の曲に相当する部分)ありきで、その中で「この歌詞好きだなぁー」か「この歌詞だせえのが惜しいなぁー」となるか。
もうひとつ、割とテンポ速いのが好きなんで、バラードは理解するのに時間がかかりがち。これは歳のせいもあるのかな、前は見向きもしなかったバラード曲のよさをここ数年でどんどん再発見している最中。それでも、割とバラードはスキップしてしまいます。

まぁそんなこんなで、君愛も例のごとく「名曲だけどかったるいから気が向いたとき以外はスキップしちゃう曲」だったわけです。


そんな中、ブックレットに書かれたこのフレーズに。

たとえ世界が滅びても
君と誓った愛は永遠だから
きっと二人は幸せさ ずっとね ずっとね

http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND12445/index.html

(引用ってほんとはヤバいんだよねー。とか言いつつ、結局する。)


ええええーっ?しょええええーーーーー! てなりました。(今までどんだけ歌詞聴いてないかがわかる(笑))Aメロと有名な方のサビしか覚えてなかったんで、なんかフツーの日常の歌詞だ*1と思い込んでたんですが・・・この部分で一気に私の琴線ビリビリ震えたー。
あくまで私の中の「気に入る/気に入らない」メーターなんで、うまく説明できないし、いちいち書くのもアレなんですが(でも書きたいから書く)

歌詞だけを見ればこの部分でさえもありがちだけれど。そう、歌詞だけを見れば幸せ一杯で周りが見えてないカップルの歌(・・・)か、結婚直前の甘ったるい二人だと思うんだけど、メロディと二人の歌声で、幸せな歌には聞こえない。不安さを必死に隠して、お互いだけを見つめようとしている、痛々しさを感じる。かといってやがて分かれる二人でもないだろうが、決して幸福なだけの二人ではないと思わせるだけの深刻さがひしひしと感じられて、ズギューンですよ。(なにやらちょっぴり不幸せな曲が好きらしい・・・) あとあと、"ずっとね" ていう語尾がいいな。全部じゃなくてここだけ語りかけなのがいいな。さすがCanna

うん、やっぱりシンガーソングライターや自分たちが音楽活動をしている人の詞が好きだ。
て流れで某Sさんの詞は・・・て話にもなるんだけど、それはそのうち? 彼女の詞にはぐっと捕まれるものがないんだよなぁ。(それでも「Black Joke」は割と好きだな・・・と思っていたら、前田さんだった。方向性が似てたんでSさんかと勘違いしてた) なんだかすーっと流れて終わり。面白くない。中島みかとか、ブイの「Unlimited」は割と好きなので、キンキさんに関しては適材適所に当てはまってないよちゅうことかいな。ちゅうちゅうたこかいな。


ウィキペディア大っ好きなんでちょくちょく読んではムダ雑学を増やしているのですが、キンキさんて作詞者も豪華よねー。もちろんジャニの各グループ、ファン層によっては無駄じゃねぇか・・・と思うほどに豪華な人によって提供されているわけですが、特にビビっとくるのはキンキと近年のブイさんです。ブイさんはエイベ人脈を上手く利用していて*2、一方のキンキさんは番組から派生した業界との繋がりが繋がりを呼んで・・・みたいな。
とりあえず浅田信一氏との蜜月は評価に値しますよねー。浅田さんってsmileだったよなー懐かしい。(知っている人がどれくらいいるのか・・・ダイアラーには多いと思うけど) 「永遠のbloods」発売当時、 へぇええええー浅田信一が!なんて思ったのを覚えている。 「月光」も引っかかる歌詞だなーと思ったら浅田さんだった。あと、スカパラ谷中さんがルーレットタウンの作詞なんよね。酔いどれ携帯詩人*3として名を馳せ始めたタイミングじゃないか?チョイス早いよなー。キンキと谷中さんて意外・・・なんでだろう。なにやらゴーイングアンダーグラウンド松本素生くんも作詞しとるし。


あああ、長くなったなぁ。

*1:その捕らえ方もどうかと思うが

*2:エイベさんにはロキノン系を本格的に擁するレーベルが数年前に出来て、そことの連携がうまい。ピロウズの提供とかその典型かと

*3:彼は携帯で作詞したものを、酔っ払うと人に送りつけるらしい