そうです、貴方も私もクマグス

クマグス二回目見た。私にとっては、断然今回のが面白い!
これは講師タイプの問題だな。エクストリームアイロンの方は、自分のやってることを(かなりのレベルで)客観視していて、その上でアイロニスト*1を続けいらっしゃる。それが講義の質を高いものにしていた。
感覚としてはデイリーポータルZ*2みたいな。私はデイリーポータルZ、大好きなんです。(笑)

ところで、ブイ6人の中で誰が一番クマグスなのかと考えれば、それはもう長野さんに決まっている。食と車、他メンの追随を許さないかのようなダブルクマグス具合には恐れ入る。
特に凄いのが、趣味を仕事に還元し始めてからますます加速がついたかのような食への邁進具合。「どこの部位が食べたい?」伝説が一人歩きしはじめてからというもの、他の共演者に「えーっ!?」と若干ひかれているような場面を時々見る。そんな場面の彼は、「ははは、さすがにキモいですよねー」的な雰囲気を自ら出して場を和ませつつも、最終的には「でも食べ歩きって楽しいですよ」という控えめアピールを成功させているような気がする。
そう、今回のアイロニスト講師の方は、そんな彼の姿と相通ずるものがある。というか、まったくもって同類なのだ。と私は理解した。
だから、講師が長野さんを気に入るのは当たり前だろうなー。いのはらが冗談ぽく「長野くん目がマジ」とか言ってたけど、そういうことではないと思う。括弧たる趣味を二つも持つ長野氏は、他人が熱中する趣味にも本気で興味を持ち、そしてそれを本気で楽しむ力を持っているんだと思う。他人がちょっとどうかと思うことや、ともすれば嘲笑の対象になるようなものをあんな風に楽しめる(しかもかっこよく)のは、力に他ならない。テレビ的にも力だよ。
したがって、森田さんや健ちゃんのニヤニヤは、それはそれでテレビ的に正解だろうし。

今回の役割は、

☆あからさまにニヤニヤがきんちょ:ごうけんコンビ
☆自分の立場的にあからさまにバカにはしないが、本当はどうなの?ニヤニヤ^^と思っているのが透けているムッツリ:岡田
☆食いつこう食いつこうとしているが、やっぱり心の底のニヤニヤ^^が滲んできているひと:いのはら
☆最終的にかっこいい優等生:長野くん

だったなーという感じ。まさに学級会じゃないの。(笑)あ、一人忘れていたね。<例外>お疲れのひと:坂本さん


他人の本気に同じく本気で答えられる。なんてかっこいい男だ。ということで、「クマグス」という番組が上手くいくかどうかは、長野さんがひとつのキーなのでは、と思っている。そして、いのーらさんは逆にちょっと・・・どうなるかなぁ。オリンピックを目指してるらしいですよ、のくだりの、「あれ」という発言が、彼の本心を如実にあらわしていたというか・・・。

*1:このタイミングで書くとちょっとダブルミーニングっぽいな・・・w

*2:http://portal.nifty.com/ 記事に当たり外れはありますが、真にくだらないのから教養的なものまで、筆者が本気であればあるほどおもしろい。