惑い人の愛

ジャージの二人』を観てからにわかに文芸(?)熱が上がり、久しぶりにコレを引っ張り出してきた。
プラネテス 8 [DVD]プラネテス 9 [DVD]*1

プラネテスです。大好きなんですプラネテス
このアニメは本当に見ごたえがある。テーマも複線も盛りだくさんで、全26話というフレーム全体をこれだけきっちり使ってお話を広げかつ畳んでいる作品、そうそうないと思う。どのキャラクターも魅力的で人間くさい。隅々までしっかりしてて非の付け所がないんだよなー。谷口監督すげぇ。

愛ってなんだろうって、タナベのように真っ向勝負は出来ないけれど、まぶしいね。
そして人生においては偶然や巡り合わせが多くを支配する。縁。そういう話でもあると思う。

絶対ね、これは見たほうがいいと思うのよ。うん。

超絶シリアスだったりあんな優しげキャラがこんな風になっちゃうの!? ってのもあったり。ほんとドロくさくていいっす。


マンガももちろん。
プラネテス(1) (モーニング KC)
読み返したいのだが段ボールの奥底・・・。アニメとマンガは結構違っていて、そのどちらもが面白い。マンガを読むと、アニメの完成度の高さがいっそうつわたるのだー。(マンガが完成度低いってことではなくて!) だって、アニメのレギュラーキャラの半分ぐらいがオリジナルキャラだよ?

マンガのタナベは超人的、アニメのタナベは一人の女の子、て感じ。

おーすーすーめー


ああまた一話からきっちり見たいよー

*1:再放送だかレンタルだかで見てたんだけど、待ちきれなくてDVD八巻をすぐに買い、続いて九巻を買った。のでうちにはこの二枚だけがある。